ペキニーズは別名「北京犬」としても知られている、中国原産の犬種で、
シーズーの祖先犬とも考えられています。
潤んだ愛くるしい瞳とモップのような長い被毛がとても印象的です。
長い間、中国王室犬の座に付いていたペキニーズは、
愛玩犬でありながら、抱かれる事を嫌う性格であったため、
皇族たちの袖に入って移動していた事から「袖犬」とも呼ばれていました。
前肢はがっしりと太く、後ろ足はやや細めで、
洋ナシのようなユニークな体型をしているペキニーズは、
首から肩の辺りまで広がるたてがみのような豊かな飾り毛を持ち、
中国のシンボルである獅子を連想させます。
この事からライオンドッグとも呼ばれています。
ペキニーズは、鼻ぺちゃの容姿も魅力の一つで、
これが表情の豊かさに一役買っています。
シーズーなどの短吻犬種ブームの火付け役も、ペキニーズだと言われています。
ペキニーズの特徴の一つである、
「ローリング(横揺れ)歩様」と呼ばれる優雅な歩き方は、
自尊心の高さと威厳に満ち溢れています。
犬らしくない犬としても知られるペキニーズは、犬よりもむしろ猫に近い性格で、
先に述べたように、抱かれる事を嫌い、
警戒心が強いのでなかなか人に懐かない事で有名です。
しかし、一旦心を開いてしまえば、
他の犬種には見られないほどとことん懐くといわれています。
ペキニーズはその独特な風貌と性格により、
決して万人に好かれるタイプとは言えませんが、
一度ペキニーズの良さを知ってしまうと、
二度と離れることが出来ないとまで言われるほど、深い魅力を持った犬種なのです。
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ペキニーズは、長きに渡る愛玩犬としての歴史的背景から、大変プライドが高く、
また小柄ながら大胆かつ勇敢な性格の持ち主です。
攻撃性は無いので、自ら喧嘩を仕掛けることはありませんが、
相手が向かってきた時は一歩も引かないという、
並々ならぬ度胸の持ち主で、たいへん負けず嫌いです。
独立心も旺盛で、程度を超えた頑固な面もあります。
愛玩犬でありながら、抱かれる事を好まないという、独特の個性も持っています。
大変静かで落ち着きがあることから、室内犬に適した性格です。
しかし、かなりのマイペース思考ですので、機嫌がいいと甘えてきたりもしますが、
気に入らない時は一転そっぽを向いたり、
突然癇癪を起こしたりするなど、相当な気分屋ともいえます。
ペキニーズのこういった性格は「猫のような性格」と表現されることが多いです。
社交性に乏しく、また警戒心が強いため、見知らぬ人に対して距離を置きます。
そう簡単には心を開かないため、打ち解けるまでに相当な時間を必要とする犬種です。
人に媚びる事も全くありませんので、他人にはかなりの無愛想といえます。
その分、気を許した飼い主や家族に対しては、この上ない愛情を注ぎます。
気難しい面の多いペキニーズですが、こうした飼い主に対する忠誠心が、
ペキニーズ愛好家の心を離さない理由でしょう。
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ペキニーズのルーツについては不明な点が多くありますが、
祖先はラサ・アプソと考えられています。
ラサ・アプソはチベットからの献上物であったことから、
獅子を釈迦のシンボルとしていた中国のラマ教と深く関係していると推測されます。
1000年以上にわたり、中国歴代王朝の宮廷内で、中国皇帝の独占物として、
まさに「門外不出」の飼育をされていました。
この歴史的背景が、現在のペキニーズの独特な性格と風貌を持つ由来となっています。
8〜9世紀頃の唐の時代からは、ペキニーズに関する文書が宮廷内から発見されており、
ペキニーズの正確な記録が残されています。
その頃のペキニーズは、王宮宦官の後援もあり、
金に糸目をつけない繁殖が大々的に行われます。
一説によると、ペキニーズに危害を加えた者は死刑に処されたというほど、
犬種史上類を見ない厳重な管理下での繁殖であったようです。
皇族たちの一員となったペキニーズたちは、至れり尽くせりの寵愛を受けながら、
何不自由ない暮らしをしていたといいます。
また、ペキニーズは宗教的な役割も果たしていたようで、
寵愛を受けた皇帝の柩を墓に導く事を仕事としていました。
1911年の西太后の葬儀では、”モータン”と名づけられたペキニーズが
柩を先導したことで知られています。
1860年のアヘン戦争で、イギリス軍が中国の頤和園を略奪します。
この庭園に突入した際、多くの犬の死体が発見されました。
これは、イギリス軍にペキニーズが渡る事を恐れて、
皇族自ら殺害したからと考えられています。
このとき、皇帝の叔母の居室で生き残っていたペキニーズ5頭は、
戦利品としてイギリスに持ち帰られる事になります。
この5頭のうち、フォーンとホワイトのパーティカラーの1頭が
ヴィクトリア女王に献上されました。
「ルーティ(Looty)」と名づけられたこの一頭は、
1872年までの10年間をウィンザー城で過ごしました。
他の4頭と共に、瞬く間にイギリスで注目の的となったペキニーズは、
その後、世界各国へ紹介され、ヨーロッパ諸国、アメリカで
人気犬種の代表格となります。
AKC(アメリカケネルクラブ)に認定されたのは1909年のことです。
ペキニーズは長い間、中国宮廷内という閉鎖的な環境での飼育であったために、
政変によって、原産国中国では絶滅犬種となりました。
しかしその後、イギリスを経由して世界中に渡り、
人気犬種としてブームを作ったという歴史的背景は、他には類を見ない犬種です。
今では世界中で、ポピュラーな愛玩犬として、安定した人気を誇っています。
フレンチブルドッグ
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ボーダーコリー
ジャックラッセルテリア
トイプードル
◎ 被 毛
厚めのアンダーコート(下毛)と、
長くて硬いまっすぐなオーバーコート(上毛)からなるダブルコート(2層構造)です。
毛量は大変豊かで、中国のシンボル”獅子”を連想させるたてがみが、
首から肩にかけて広がっており、独特の風貌を作り出しています。
耳や胸など、至る所に長い飾り毛があります。
全身は長い被毛で覆われていますが、
シーズーのように顔部分に毛がかかる事はありません。
◎ 毛 色 *JKCサイトより抜粋
あらゆる色とマーキングが許容され、同じ評価とされる。
ただし、アルビノとレバーは除く。
パーティ・カラーの場合は均等に分布していること。
*班の片寄りは好ましくないとされています。
*毛色の中で、ファウンは毛が長くなる傾向が強いようです。
◎ サイズ*JKCサイトより抜粋
理想体重は5kgを越えてはならず、牝は5.5kgを越えてはならない。
牡は小さく見えなければならないが、持ち上げると驚くほど重い。
豊富な骨量と、頑丈なボディはこの犬種の特徴である。
*ペキニーズは、オスよりもメスの方が重いという、数少ない犬種の一つです。
◎ 耳
特徴的なハート型の耳です。
◎歩様
玉を転がすようなローリング(横揺れ)歩様。威厳のある、大変魅力的な歩き方です。
ミニチュアシュナウザー
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ラブラドールレトリーバー
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パグ